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1、反貧困世直し集会(東京:明治公園)

             
       (写真)「いいかげん変えようよ! 希望のもてる社会へ」のスローガンを
       掲げる反貧困世直し大集会の参加者=16日、東京・明治公園

    力を合わせれば硬い岩盤に穴開く

 「反貧困世直し大集会2010」が10月16日、東京・明治公園で開かれ
1200人の参加者が「いいかげん変えようよ!希望の持てる社会へ」と訴えました。 
主催は、労組や市民団体、弁護士などでつくる反貧困ネットワークです。

 宇都宮健児代表は「政権交代しても貧困問題がなかなか解決しない閉そく感もあるが、運動の広がりが希望だ。同じ思いを持つ人が集まれば硬い岩盤にも穴を開けられる」とあいさつしました。

17の分科会を開催。「所得再分配と社会保障」の分科会では、各党代表らがパネリストを務めました。

 会場には、労働者、シングルマザー、司法修習生など各層の要求を掲げる41団体のブースが出店。中央ステージでは、全国各県の反貧困ネットワークが交流しました。

 練馬区の女性(22)は「保育園の有期雇用で働いています。不安に直面して雇用問題を真剣に考え、活動していかなきゃと思うようになりました」と話していました。

 参加者は「政府は所得再分配機能の強化や貧困率削減目標の設定など、人々の生活を支える姿勢を明確に打ち出すべきです」との集会宣言を採択。都内をパレードしました。


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